第11回生きがいづくりシンポジウム
平成18年2月19日 北沢タウンホール
主催:生きがい世田谷の会

第1部 基調講演 『アンチエイジングのすすめ』 米井嘉一氏
第2部 ワークショップ 『シニアの為の"音体操”』佐々木菜穂子氏


写真をクリックしますと拡大してご覧になれます

 

会長挨拶
米井先生
 オプティマヘルスとは
 
       
     
質疑応答30分
「老化」という現象は、今まで自然現象として仕方のないものと考えられていました。医師も、病気なら最新の知識や技術を駆使して治そうとしますが、老化による心身の衰えには「年齢が年齢だけに仕方ないですね」というしか術がなかったのです。「抗加齢医学」とは、それをあきらめずに、「老化は治療可能」という考え方を持った医学です。

近年の医学の進歩によって、「老化」のメカニズムが解明されはじめ、老化・加齢も「病気=弱点」と考える時代となってきました。抗加齢医学は、その老化のプロセスそのものをひとつの「病気」と捉え、他の病気同様、その原因を克服することで老化を治療することを目的としています。しかし、その治療法は「不老不死」を意味するものではありません。老化による心身の衰えを防ぎ、健康なままで人生を全うするための、健康長寿を目指す医学なのです。

歳の取りかたは人それぞれ、弱点も人それぞれです。100 歳を越えても、ガンも痴呆もなく自立して健康的な生活を営まれている方々を百寿者と呼んでいます。アメリカではニューイングランド州とジョージア州で大規模な百寿者たちを対象にした研究が行われ、日本では慶應義塾大学老人内科の廣瀬博士のグループが中心となっています。彼らは老化のスピードが遅いというわけではありません。身体全体が均質に老化しているのです。バランスがよく、「弱点」が少ないのです。

痴呆 (ボケ) 、精力低下、骨粗しょう症、生活習慣病 (肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症・動脈硬化) などの弱点は、早いうちから克服しないと、結局それが命取りになってしまいます。ストレスや睡眠不足などは、加齢による身体の変化を加速してしまいます。老化の兆候といった弱点を見つけてあげて、早い時期から徹底的に対処することが重要になってきます。弱点を克服してゆけば、健康長寿への道が開けてきます。

以上 米井先生のコメントです。非常に参考になります。
訪問演奏してます
京都から講演に来訪
受付ご苦労様
休憩15分
佐々木菜穂子先生は、文京区立駕籠町小学校を最後に2004年3月退職後 2004年6月(株)音あそび教室を設立。多彩な活動を開始。鳩山会館青空教室をはじめボランティアの3世代ファミリーイベントを開催し、良い歌を歌い継ごう&歌で心と心を繋ごうと呼びかけています。また、病気じゃないがもやもやと気が重い。そんな時、歌は心をなぐさめ元気を与えます。 音楽療法とか音体操を提唱してます。
音体操
モーツァルトのホルン
講師の先生
副会長の謝辞

ご参考 

抗加齢医学からみた健康指導

アンチエイジングな 生活 とはクリック


本館ホームへ戻る生きがい世田谷の会トップへシンポジウムの目次へ

inserted by FC2 system