世田谷で見つけよう 生きがいのスタイル E 第13回 生きがいづくりシンポジウム 平成20年3月開催 「 楽しくなければ人生じゃない 講師 袖井孝子 お茶の水女子大名誉教授 |
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世田谷区生涯現役推進提案型事業「世田谷で見つけよう 生きがいのスタイル」の 以下は講演内容の一部です。 |
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「高齢者」のイメージは、寝たきりとか認知症とかマイナスのイメージが強いのですが、常時介護が必要な人は1〜2%に過ぎません。むしろ、成熟した社会となるので、老年期の可能性が広がっています。それは、@家族を扶養する責任がなくなる、A金銭にあくせくしないで済む、B社会的な評価や地位を考えないでいい、C自分の好きなことができる、D公共のために尽くす自由がある、ためです。好き勝手に楽しむだけではやがて虚しくなるでしょうが。 「生きがい」には、家族の健康・幸せなどを望む消極的受け身的な「居きがい」と学習・ボランティア・趣味など積極的能動的な「行きがい」の2つがあります。このどちらかを選ぶのではなく、本人が満足すればどちらでもいいのです。いづれにせよ身体と精神の健康が第一ですね。 これからの高齢者に求められるものとして、次の5つがあげられます。@自己選択・自己決定には自己責任が伴います。甘えてはいられません。A情報格差が広がっています、積極的に情報を集めましょう。B自分に投資、自分にとって豊かな時間を持ちましょう。C義務としてではなく、楽しみながらちょっとだけのボランティア(ちょいボラ)を心がけましょう。D性別・世代の壁を超えて、老若男女が皆で助け合う社会をつくりましょう。 |
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講演のあとで袖井講師から「このような会は普通40〜50人集まるのがやっとなのに、こんなにおおぜい来てくれて驚きました。それに、皆とても熱心に聞いてくれました。」と感想を洩らされました。 | |||
最後は「花の会」によるリラックスタイム。歌や踊りマジックショーで来場者に喜んでいただきました。マジシャンのテクニックに驚かされ、最後は全員で「青い山脈」を合唱し盛上りました。(渡辺) |
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メンバーの前田さんの踊り |