
パソコンひろば2009年7月例会@九段下
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WindowsVistaの後継となる、Windows7の発売日が10月22日(木)となりました。WindowsVista発売から3年、いまだ活躍中の WindowsXP発売からは9年経過しての発売となります。Windows7は買いなのでしょうか。 |
新しいOS「 Windows 7」にアップグレードする価値があるか |
| ◎メモリの重要性 |
CPUの速さ(クロック周波数)やHDDの容量も重要ですが、実際の使いごなしに最も影響を与えるのは、実はメモリ容量です。メモリはデータを一時的に記憶する場所(主記憶装置)です。「PCを起動する」「アップリケーションをたちあげる」といった作業に一定のメモリが必要です。メモリの容量はMB(メガバイト)GB(ギガバイト)で表示されます。1GB=1024MBです。メモリは作業する「机」のようなものです。メモリが不足すると動作が遅くなったり、アプリケーションやファイルが開けなくなったりします。画面がフリーズすることもあります。 パソコンの世界では、電源が落ちてもデータを保存できるHDDは「本棚」、計算を行うCPUは「人間の脳」や「手足」にたとえます。「机」が狭いととりだした本をまた本棚(HDD)に戻したりしなければならず効率が落ちます。机の大きさ(メモリ容量)は大きいほうがよいということになります。しかし、メモリの増設には一定の物理的な限界があります。
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| ◎メモリ容量(使用率)を調べるには |
使っているパソコンのメモリ容量を調べるには、タスクマネージャをみます。
私はWindowsXPを1GB,Vistaは2GBを使用しています。PS広場の仲間の小塚さんは、Vistaを販売店から1GBで充分といわれ購入しました。しかし、使い勝手が悪いとこぼされています。(メモリを1.5GBに増設したがそれでもあまり改善せず、もう一台買いなおされたようです)。なお、市川みどりさんはVistaを最初から4GBにセットして利用されています。私の場合、XPは1GBですが、まったく不自由しません。Vistaの場合、載せているアプリケーションソフトやウィールスソフトはXPとほぼ同じですが、倍のメモリーの2GBを使っていても 「メモリが足りません」との注意マークがでるときがあります。グラフィックソフトのPhotoshopやHP作製ソフトのDreamWeaverをつかっているときに多かったです。同時に起動しているアプリケーションを終了させたり、 同時に開いているファイルを閉じて解決しました。 Vistaはよくメモリを使います。 |
| ◎Windows Vistaの問題点 |
Vistaには色々機能が織り込まれ動的に立体的に視覚にうったえるなどメリットがたくさんありますが、その分重く遅いという欠点があります。パソコンに常駐ソフト、ウイルス対策ソフトがてんこ盛りになっていますとメモリーを大量消費します。Vistaの場合グラフィックソフトを起動させるためにはメモリは2GB必要といわれています。1GBではOSを何とか動かしているという感じです。 そのほかXPで使っていたソフトがVistaになじまないと言った問題も発生しました。企業(特に中小)には自社用のソフトがVistaになじまず、Vistaを採用しなかったところが多かったようです。(Vistaに載せるためにはプログラムの手直し必要) |
| ◎Windows7について |
Windows7はWindows VistaをベースとしたOSであり、Windows Vistaとの互換性が高いといわれています。したがってWindows VistaからWindows7にアップグレードすることでつかえなくなるハードウェアやソフトウェアが出ることは考えにくいです。 マイクロソフト社の説明によりますと、より速く、より簡単に動くよう設計されているようです。Vistaでの不満を解消しさらに使いやすくなった印象がある、と日経パソコンは評価しています。 マイクロソフト社の説明 |
| ◎ Windows 7にアップグレードする価値があるかについての専門家の意見 |
色々検証した「nikkei TRENDYnet」の意見は次の通りです。2009/7 Vistaユーザーはアップグレードがお薦め、XPユーザーはパソコン次第 「今回の検証で、Windows 7はかなり古いパソコンでも動作することが分かった。もちろん、推奨動作要件以下のパソコンや、不明なデバイスが多いパソコンで使うのはお薦めできない。今回はあくまでテストであり、Windows XPで普通に利用できているパソコンを無理にアップグレードする必要はない。」 「Windows Vistaを搭載したパソコンは、Windows 7にアップグレードするのがお薦めだ。動作は軽く快適になる。特に、1GBしかメモリーを搭載していないパソコンでは効果が大きい。互換性の心配はほぼいらない。」 「Windows 7搭載パソコンは最初から「買い」 Windows 7は、Windows Vistaでは動作が重すぎて使えなかったパソコンでも利用可能なぐらい動作が軽い。パソコンに高いスペックを要求しないOSであることは間違いない。ネットブックなど低スペックのパソコンでも、Windows Aeroをオンにした状態で利用できるほどだ。 」 「Windows 7発売開始時から快適に使えるパソコンがそろうだろう。Windows Vista登場時は、Windows Vistaを使うにはスペックの低いパソコンが多く、スペックの高い高価なパソコンしかお薦めできなかった。Windows 7ではそうした状態にはならないだろう。Windows 7を搭載したパソコンは、最初からどの製品を買っても満足できるはずだ。」 その後の日経パソコン「nikkei TRENDYnet」の意見 Windows 7、実はややこしいアップグレードの条件 2009・9・15配信 |
| ◎「Office 2010」について |
| Vistaに付いている[Office2007」の後継に当たる「Office2010」は来年前半にリリースされる予定です。画像の加工が簡単になる,「Excel2010」ではセルの中に簡易グラフを表示できる、「PowerPoint 2020」ではスライドに動画を盛り込む機能が充実したなどなど。ただし、基本的な使い勝手は「2007」と同じのようです。 |
| ◎Windows7への乗り換えについての留意点 バックアップが必要 厄介です、しかし楽しみと思ってやりましょう。 |
1.現在のPCのVistaからWindows7にアップグレードする場合 機種によりインストールの手順が異なるようです。マニュアルをよく読んでインストールしてください。上書きインストールでセットアップをされる際にもお使いのデータはバックアップをしておくことをお勧めします。新規インストールをする場合は、必要なデータや設定を必ず事前にバックアップしてから インストールを開始してください。 Windows 7のアップグレード方法は、大きく分けて「アップグレード(上書きインストール)」と「新規インストール」の2種類があります。 WindowsXPからwindows7への移行は新規インストールが基本。バックアップをとる必要があります。 Vistaの場合Windows7へ「アップグレード(上書きインストール)」が可能でありますが、いろいろ制約があります。 Windows 7の上書きインストールは、Windows Vista(SP1)以降を使用している 32ビット版から64ビット版、あるいはその逆への変更は不可、 個人向けエディション(Home Premiumなど)から企業向けエディション(Businessなど)、あるいはその逆への変更は不可、 下位エディション(Windows Vista UltimateからWindows 7 Home Premiumなど)への変更は出来ない、 という条件下で行えます。 2.新しくWindows7搭載パソコンを購入する場合 データやソフトの移行をしなければなりません。 移行したいデータや設定には、次が考えられます 引っ越し方法には、以下があります。 前項の1~7はWindows転送ツールを使うか、手作業で移行します。 8~11は、自動で転送できないので個別に対処します。8は手作業で移行し、9~11のアプリケーションソフトやセキュリティ対策ソフト、周辺機器のドライバなどは、そのOS(XPからWindows7に移行の場合など)に対応しているかどうかを確認し、インストールします。 |
結論 Windows7の前評判はとてもいいですが、現在お使いのPCで不自由しないのでしたら、急いで移行をする必要はないと考えます。他の人がアップグレードしましたら、その反応を見てヴァージョンアップというかアップグレードされたら如何でしょう。これまで新製品発売後、問題がでてきたことがよくありました。パソコンメーカーのサポートが、Vista から Windows7にアップグレードしたら、なくなるということもあるようです。 パソコンもだいぶ安くなってきました、来年(2010年)には「Office2010」がリリースされますので、そのときまで待って「Office 2010」セットの「Windows7パソコン」を購入される手もあります。メモリは大きめがいいでしょう。(2GBは必要、4GBあれば十二分、大きすぎるぐらい) |