第14回 生きがいづくりシンポジウム

今、地域はあなたの一歩を待っています
~ あなたの知恵と経験をお貸しください ~

「生きがい世田谷の会」は2月28日(火) 昭和女子大学で「第14回生きがいづくりシンポジウム」を開催しました。講師は、前川崎市宮前区長、おやじの会「いたか」世話人、健康生きがいづくりアドバイザーの大下勝巳氏。寒い時期でしたが、会場には約60人の中高年男女が集まり、熱心に耳を傾けていました。大下講師の講演の概要は次のとおりです。
 講師紹介  1942年生まれ。40歳のときに、サラリーマン生活をしながら「おやじの会」に入り、毎週土曜・日曜は地域活動に取組む。平成17年62歳のときに、全国初の民間人区長(川崎市宮前区)となり、平成20年退任。現在、おやじの会「いたか」世話人、NPO法人「かわさき創造プロジェクト理事。趣味は山歩きで、丹沢100万歩計画実行中。

1.地域は私たちを、私たちは地域を必要としている  40歳を過ぎてから、地域の「おやじの会」に入り、学校へ行って竹馬を教えたり、機関紙を編集したりして喜ばれ、地域に受け入れられたことを実感しました。会社というコミュニティーから離れても、地域で、「所属する」「認められる」「達成感を得る」という人間としての欲求が満たされるのです。

2.行政は「公」で動く  3年間の行政経験を通じて痛感したのは、行政は税金を有効に使うために全体の視点で考えるということです。そのため、杓子定規なサービスにならざるを得ません。市民は個人としての意見を言うことが多いので、なかなか全体に結びつきません。市民も「公」について学び、行政と市民の会話が成り立つようになるといいですね。

3.「公」と「民」の間に、新しい「公共」を創ろう  何でも行政に要求するのではなく、自分で出来ることは自分で、地域で出来ることは地域で、それでも出来ないことは行政で、という考えが必要です。人々が力を合わせ、協働して「公」を「共」に担う、ということです。シニアの皆さんの今までの経験を「公共財」として地域のために是非役立てていただきたいと思います。 (文責 渡辺)

大下講師
   熱心に語りかける大下講師
川村課長

 ☆    ☆    ☆  

 

講演終了後、リラックスタイムとして、「花の会」による歌と踊りとマジックショーが披露され

、参加者を楽しませてくれました。 [ 写真はおおいに盛上ったマジックショー ]

マジックショー

第14回シンポスタッフ集合写真
スタッフのみなさん

ご参考 地域参加に当たって(大下氏講演から収録)

フットワークを軽く

  自分でやり始めたことは何も
  残っていない。
  私が今あるのは、
  知人や友達が勧めてくれて
  やってきたことばかりである。

 

(ヒルティ著 「眠られぬ夜のために」) (スイスの法学者。哲学者。 1833~1909)  

 

「自己本位に生きる」

夏目漱石 「私は、自己本位という言葉を自分の手に握ってから、大変強くなりました。今まで、茫然自失していた私に、ここに立って、こういかなければならないと指図をしてくれたものは、実にこの4字なのであります。・・今日の私に自信と安心を与えてくれました」(講演「私の個人主義」大正3年)
 
「利己本位」ではない。他の存在を尊敬すると同時に自分の存在を尊敬する。

社会的な居場所づくり ~地域活動の経験から(大下)~

①タテからヨコへ ギア・チェンジ
②軽いフットワークで出かける
③「やってみよう」の気持ちで 新しい自分に出会う
④プロセスを楽しむ
⑤まず、個人ありき。自己表現の場づくりを
⑥楽しく、面白くする
⑦男性は、女性との井戸端会議力を身に付ける

    (坂本晴美、樋口恵子、塩野七生、上野千鶴子=敬称略)      

「人生を豊かにする秘訣は自分自身がかわること」 (養老孟司先生)


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